多肉植物は照度(ルクス)よりもPPFDが重要!その違いや計算方法を徹底解説!【初心者向け・光の当て方】

こんにちはモジビトです。
今回は多肉植物に必要な光、その中でも照度よりも重要なPPFDについて記事にしました。
PPFDの事をもっと理解したい
PPFDと照度は何が違うの?
PPFDの計算方法が知りたい
このような疑問をお持ちの方に向けて図でわかりやすく解説します。
PPFDとは?
結論から言うと、PPFDとは「植物が光合成に利用できる光の量」です。
PPFDという名をもっと詳しく言うと
光合成有効光量子束密度
英(Photosynthetic Photon Flux Density)
この頭文字を取った名がPPFDです。

名はわかったけど結局どういう事なの?

もう少し簡単に説明するね
光には波と粒がある
光には波の長さ「波長」と光の粒「光子」があるといわれています。
この光の粒「光子」が植物に一定時間内、一定面積内当たった量(植物が感じる明るさ)がPPFDとなります。
まずは太陽から出ている光を色で表すとこのようになります。


可視光線は虹が出た時に見える七色の光ね🌈

ではこの色帯の中で波長と光子を見てみよう!

この波長が長い短いで人間が感じる光に違いがでます。

植物はこの光の粒(光子)を受けて明るさを感じています。

植物は光合成だけであれば赤と青の光だけで十分とされています。
しかし、植物は遠赤外線や紫外線も感知しており、それらを含めた光信号で種の発芽や開花の判断をしています。
これを光形態形成といいます。

育成ライトは遠赤外線や紫外線が含まれた物がいいね☆
照度(ルクス)とPPFDの違い
照度(ルクス)とPPFDの違いはこれです。
照度 → 人間が感じる光
PPFD → 植物が感じる光
この違いがあるからこそ、照度ではなくPPFDで判断するべきなのです。

もっとわかりやすく図にしたよ


多肉植物が求めるPPFDとは?
多肉植物が求めるPPFD値の基本は500μmol/m2s以上必要とされています。
μmol/m2s
マイクロモルパー平方メートルパーセカンド

正直、読み方まで覚える必要はないよ
数字を覚えてね☆
発芽期 → 100~200μmol/m2s
成長期 → 200~400μmol/m2s
開花期 → 400~700μmol/m2s
これくらいのPPFD値が必要とされています。
単位からPPFDをわかりやすく言うと・・

※実際、多肉植物の葉は1㎡もないため一定時間内、一定面積内という表現をします。
照度からPPFDを算出しよう
簡易的ではありますが、照度からPPFDを算出することが可能です。

PPFD測定器は値段が高いんだよね・・

簡易的だけど持っている照度計から算出できるから大丈夫だよ
太陽下でのPPFDの算出方法はこれです!
照度(ルクス) ÷ 換算係数54 = PPFD値
(例)
100000ルクス ÷ 換算係数54 = 1,851
PPFD値は1851μmol/m2s となります。
ただし換算係数54は屋外の太陽下での数字です。
そのためLEDライトでの換算係数を算出する必要があります。
それにはお持ちのLEDライトのメーカーHP、もしくは付属の説明書に記載されている照度とPPFD値を割って換算係数を算出します。
例えば私の使っている怪獣プランツさんの【怪獣フレア301W】のスペックです。
【調光ダイヤルMAXで一番明るい場所の数値】
照射距離 20センチの高さ
80000ルクス ÷ (PPFD)1247 = 64.1
換算係数は64となります。
その後、実際の数値を照度計で測定します。

照度39500ルクス ÷ 64 = 617.1
PPFD値は617μmol/m2s となります。

簡易的だけど簡単にだせるね☆

より正確に算出したければJIS規格の照度計もおすすめだよ
PPFD測定器よりは安価だよ
まとめ
PPFDとは「植物が光合成に利用できる光の量」の事
植物は光形態形成として、遠赤外線や紫外線を含めた光信号で種の発芽や開花の判断している
照度は人間が感じる光であり、植物が感じるPPFDで光量管理する事が大事
照度からPPFDを算出するにはLEDライトの換算係数がわかれば可能
以上となります。
ご覧頂きありがとうございました。
今後も「たにくとごらく」をよろしくお願いします。