多肉マニアが語る!いちばんわかるアガベオテロイの育て方【初心者向け・チタノタ育成方法】

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こんにちはモジビトです。
今回は初心者の方に向けて、いちばんわかりやすいアガベ オテロイの育て方について記事にしました。
※チタノタ・ネームド株(白鯨・シーザーなど)も基本的な育成方法は同じです。
アガベ オテロイは枯らさずに育てるというだけであれば超簡単な植物です。
ただ少しコツがいるのは育成の基本+応用です!
人によって住む地域、部屋の構造、生活習慣が異なり育成方法にも変化を付ける応用が必要です。
例えば・・・
①室内育成と屋外育成の違い
②小さなアガベ(子株)と大人のアガベの違い
③品種別での違い(中級者向け)
④アガベを締めるか締めないかの違い(中級者向け)
など・・・
専門書籍にこれら全てを書かこうとすると莫大な文面となり、初心者の方には逆にわかりにくくなるでしょう。
そこで①②を焦点に置き、基本の育成方法+オリジナルな記事にしました。
わかりやすい例え話
正解に導く考え方
実際に失敗→対策→成功した事例
専門書籍に書いていないこと
読みたいところにワンクリック
少しづつやっていけば必ず立派なアガベ オテロイが育ちます。
一緒にやってみましょう!

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STEP 0 アガベ オテロイって何?
アガベ オテロイとはキジカクシ科リュウゼツラン属の多肉植物の一つです。

この〇〇科〇〇属、アニメで例えるなら・・・

【アニメ】
科:ポケモン 属:でんきタイプ
種:ピカチュウ
科:鬼滅の刃 属:炎柱
種:煉獄杏寿郎
【植物】
科:キジカクシ 属:リュウゼツラン
種:アガベオテロイ
科:トウダイグサ 属:ユーフォルビア
種:オベサ
わかりやすく伝えるとこんな感じです ww
どこに自生しているの?
アガベ オテロイはメキシコのオアハカ州北部、標高1000m前後の山間部や岩崖の乾燥地帯に自生しています。

日本のスカイツリーが地下を含めなければ634メートルなので、約2本分の高さに自生していることになります。

オテロイを含むアガベはアメリカ南西部からメキシコ、南米北部(コロンビア、ベネズエラ、カリブ諸島)まで約300種類が自生しており、距離で例えると日本が約2つ分です。

どんな環境で育っているの?
メキシコや南米と聞くと夏は凄く暑そうと感じますが、実は日本の夏ほど暑くありません。
夏の平均温度は30℃以下(28℃前後)で、冬も日本ほど寒くなく最低でも10℃あります。
ただ日本と違う厳しい環境とは・・・
11月から4月までほとんど雨が降らない
1日の寒暖差が激しい
私達日本人からすると断水や風邪を引きそうな環境で、アガベ オテロイは今も力強く生きています。
テキーラの原料って本当?
専門書籍などでは「アガベはテキーラの原料」と目にしますが、アガベ オテロイはテキーラの原料にはなりません。
メキシコで作られている蒸留酒、お酒です。

アルコール度数は35度~55度と決められており、私達の周りに売られているテキーラは40度前後のものが多いです。
20歳以上の方は飲まれるビールの度数が5度前後(キリン秋味は6度←これ好き)なので約8倍です。
超余談ですが、私も数十年前にテキーラを飲みましたが・・・・
二度と飲みませんww 文章で表現できない味覚です。
有名なGACKTさんがテキーラを一気飲みする動画を見ましたが、私自身初めて空いた口が塞がらない現象が起きました。
テキーラの原料となるアガベは「ブルーアガベ:英語」、現地メキシコでは「マゲイ」と呼ばれるものだけです。(下記写真)

しかも原料として使われるのは葉っぱの部分ではなく、葉っぱを全て取り除いた胴体部分です。(下記写真)

ネームド株って何?
簡単にいうと、アガベオテロイ(当時はチタノタ)をこの日本に流通するために何者かが名付けたニックネームです。(白鯨、シーザー、ハデスなど)
先ほど自生地は標高1200m付近とお伝えしました。
そこには青い葉のアガベチタノタ(チタノタブルーやホワイトアイスのようなアガベ)が沢山生え、標高1000m以下には葉がすらっと長いアガベ ケルチョベイ(ホリダのようなアガベ)が生えています。
その中間エリアに多くの人を魅了するフェノタイプ(白鯨やシーザーのようなアガベ)が自生しています。
オテロイは標高1200mの青いアガベと、標高1000以下のすらっとしたアガベの交雑種である可能性が高いとのことです。
そこから人間の手によって採取された色んな形のアガベオテロイから子供を生まれさせ、葉や鋸歯に特徴があるアガベにニックネームを付けたものが「ネームド株」といいます。
もっと簡単にいうと、園芸店で売られている白鯨やシーザーなどのご先祖様がそこに自生していたという事です。
ここではアガベのことを意味します。
大きい株、大人の株、親株、子株
一株、二株・・・など

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STEP 1 販売株の種類を知ろう
ここでの販売株の種類とは白鯨やシーザーといった品種ではなく、その株達の生まれ方です。
この生まれ方によって値段や見た目の違い、希少価値が出てきます。
園芸店で売られている種類は主にこれです。
① 子株(OC株、カキコ)
② 実生株
③ メリクロン株(TC株)
④ 現地球(現地株)
⑤ ハイブリッド
結局、どれを買えばいいの?と悩むと思いますが「初心者にはこれ!」とは言えません。
それぞれの意味を理解してご自身に合ったスタイルで購入判断をすることも園芸の醍醐味です。
それぞれわかりやすくご説明します。
子株とは?
親株から生えてくる小さな株のことで、「カキコ」や「OC株」とも言います。(下記写真)

子株は親株のクローンなので親株と同じ環境で育てば、ほぼ同じ姿に成長します。
写真は親株の根元から生えていますが、銅切りや縦割りといった強制的に生まれさせた株も子株(OC、カキコ)と呼ばれます。
子株=小さい株という意味もあり、実生株やメリクロン株の小さいアガベでも「子株」と呼ぶこともあります。
実生株とは?
種から育てて生まれてきた株のことです。
アガベは数十年に一度花を咲かせ種を残し、親株はその生涯を終えます。
※100年に一度という都市伝説がありますが、実際は30年~50年でも花を咲かせる実績があります。

その種を人工的に栽培し、生まれてきたものが実生株です。
この実生株がとてもおもしろく私は大好きです。
何がおもしろいのか・・・
それは親の特性は引き継いではいるんですがOC株やメリクロンとは違い、親と同じ姿になるとは限らないところです。
またアニメで例えるなら・・・
【ドラゴンボール】
親:バーダック
子:ラディッツ(兄)、孫悟空(弟)
親:ベジータ王
子:ベジータ(兄)、ターブル(弟)
孫悟空やベジータのような強すぎるサイヤ人(かっこいいアガベ)になる可能性もあるということです。

種と聞くと栽培マンの方が合っていますがそこは置いときます ww
お店では「実生株」と記載して子株を販売しています。
アガベオテロイ
エボリスピナ(ユタエンシス・ネバデンシス)
メリクロン株とは?
人の手によって特別な設備で作られたクローン(複製)です。

SF映画であるようなクローン技術が園芸の世界では当たり前のようになっています。
アガベも組織培養によってクローンを作り出すことが可能です。
基本的には親株と同じ特性で複製されますが、その親株がどのような姿なのかがほとんど明確になっていません。
先ほどの子株(OC株やカキコ)もクローンですが、自然的に発生したか人の手によって発生させたかの違いです。
絵の世界でいうと、「原画」は高いけど「複製」は安価というような感じです。
現地球(現地株)とは?
この地球上の大地から自生し、その現地で採取された株のことです。
現地の過酷な環境で育ったアガベだけあって、実生株やメリクロン株と違った独特な風合いが特徴です。
まずこの現地球、値段がとにかく高い!
状態や大きさにもよりますが、一株数万円は当たり前です。
現地球の採取に関しては様々な議論がありここでは割愛しますが、私は子株や実生株を育てることが好きなので現地球は所有していません。
ハイブリッドとは?
園芸では違う品種同士を組み合わせ、新たに生まれさせた株のことです。
車のハイブリッドも意味は「組み合わせる」なのでガソリンで動くエンジンと、電気で動くモーターが搭載された意味とそこは同じです。
超わかりやすくいうと・・・またアニメでの例えですが
【ドラゴンボール】←すみません大好きなものでww
トランクス × 悟天 = ゴテンクス
ベジータ × 悟空 = ゴジータ
要はフュージョンです ww

「髪型がアガベに似てるな・・・」ww
値段はやはり希少価値もあり、高額となっています。

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STEP 2 育てる準備をしよう!
それでは育てる準備をしましょう。
まず初めに2つのことを決める必要があります。

項目をクリックするとワープするよ
※もし屋外育成を選択されても「植物育成LEDライト」だけは必要です。
曇天続きの梅雨時期、台風、極寒の真冬では一時的に室内に取り込みますので準備しておきましょう!
それぞれわかりやすく解説します!
メインは室内育成か?屋外育成か?
まず初めにご自身がどこで育てたいのか、もしくは育てれるのかを決めます。
室内育成向きの人
インテリアとして楽しみたい
アガベオテロイのフォルムは好きな人にとっては「心の癒し」です。
仕事で疲れて帰宅した後も、お酒やコーヒーを飲みながらネームド株達を眺めるのは至福の時間です。
屋外管理でも外にでれば見ることが可能ですが、室内の方が常に共にしている環境となります。
屋外に置く場所がない
お住まいの条件は人それぞれなので、光を必要とするアガベオテロイにとって南の明るい場所が確保されない場合は育成が難しいです。
しかし現代は植物育成LEDライトがあり、太陽ほどではありませんがアガベオテロイに必要な光を当てることができます。
設備さえと整えることが可能でしたら室内育成で問題ありません。
盗難にあうのが心配
販売株の種類でもお話しした、現地球やハイブリットなのど希少性の高いアガベはネットでも売買ができます。
それを盗み悪用する人間がこの世に存在します。
私個人の感想ですが、お化けよりもそのような悪人の方がよっぽど怖いです・・・
最近では塊根植物の王様パキプスが盗難にあったというニュースを見ましたが、私にとっては他人の所有物ですが本当に許せないですね・・
確率的には低いかもしれませんが、どうしても盗難が心配という方は室内育成が適しています。
狙った形に仕上げたい
アガベだけではありませんが、太陽の光とLEDライトの光では植物の形が違ってきます。
締まったコンパクトな株に仕上げたいのであれば、用土や水やりも関係しますがLEDライトの強い光をアガベの真上から当てる方法もあります。
今回の記事は初心者の方へ向けた記事なので割愛しますが、そのようなやり方もあるということだけ覚えていてください。
屋外育成向きの人
電気代をなるべくかけたくない
屋外育成であれば太陽の光、自然の風はタダなので電気代はかかりません。
一方、室内育成の場合は育成環境の設備に電気代が掛かります。
植物育成LEDライト
サーキュレーター
エアコン(自宅の気密性にもよる)
ご家庭の事情でどうしても長時間電気代が掛けられない場合は、屋外育成が適しています。
小さな子供に触られたくない
小さな子供がいる方は特に気をつけないと、アガベの鋸歯が手に刺さったら結構痛いです。
私の子供も好奇心旺盛な4歳のころにアガベの鋸歯で手を引っ搔いてワンワン泣きました・・・
それからは痛みを知ったからか一切触らなくなりましたので、どうしても室内で育てたい方はご自身で痛い演技を子供に見せるのもありです。
太陽光でワイルドな形にしたい
太陽光はLEDライトよりも遥かにエネルギーがあり、アガベを早くワイルドな形に成長させます。
しかしここ数年の真夏の暑さやゲリラ豪雨が半端なく、太陽光も強烈なので夏場は必ず屋根つきの遮光をする必要があります。
アガベに最適な太陽光を当てつつも、直接的な光を避ける対策です。
簡単にいうとレースカーテンのような感じです。
この遮光をしていないと真夏の太陽光によって葉焼けという現象が起き、アガベの成長を阻害します。
対策としては、雨よけや遮光ができる屋根が必要ですが、自作するとなると技術が必要です。
簡単に設置できるものが売られていますのでこちらも参考にしてみてください。
その他の屋外育成で気を付けたいこと
屋外では自然現象が付き物で最低限この5つの対策が必要です。
台風時の強風
梅雨時期に続く曇天
真夏のゲリラ豪雨
真冬の極寒
害虫の被害
今回ご紹介した「多肉マンション」なら簡単に持ち運びもできますので、台風や極寒な冬は室内に取り込むことも可能です。
※その際は光量不足の徒長を防ぐため植物育成LEDライトが必要です。
また害虫予防や被害にはこれがおすすめです。
【用土に与えるタイプ】
【アガベに吹きかけるタイプ】
室内、屋外ともにメリット・デメリットがありますが、ご自身の生活で可能な方法を選択してみてください。
必要な設備(道具)はなに?
アガベオテロイを育成するには最低限の設備と道具が必要です。
例えばアガベを育成するためには室内・屋外であろうと植物育成LEDライトが必須です。
スポット型やパネル型といった種類が豊富で初心者のうちはどれを買えばいいの?と悩むと思いますが、まずこの2つを考えると上手くいきます!
どのようにレイアウトしたいのか?
自宅でできそうな設備はどれなのか?
参考になるのはインスタや専門書籍です。
アガベ初心者からベテランまで数多くの育成環境が投稿せれています。
【検索
#室内管理 #植物棚 #アガベ #育成ライト など・・
主にベテランの方や専門店の育成環境が掲載されています。
まずはこれらを参考にして
「これならできそう!」
「いずれ株数が増えるからこうしたい!」などで設備や道具を検討する方法がおすすめです!
室内育成で使う設備(道具)
アガベチタノタを室内育成する際に必要な設備(道具)を解説します。
植物育成LEDライト
アガベに最適な光を当てるにはスポット型かパネル型の2種類があります。
それぞれご自身がやりたい育成環境に合わせて選択します。
【スポット型】
怪獣プラント 怪獣ビームHIGHリフレクター付き
【パネル型】
怪獣プラント 怪獣フレア301
【スポット型】
名の通りスポット的に照らすライトで、照射範囲はパネル型に比べて狭いですが遠い距離からでも中心付近に強い光を集めれるのが特徴です。
逆に距離が近すぎると、調光機能がないため光が強すぎ葉焼けする場合があります。

【パネル型】
近距離からでも照射範囲が広く、調光機能付きもあるため扱いやすいのが特徴です。
※調光機能無しもありますが、使い勝手が悪くあまりおすすめしません。

どちらのタイプを選択されるかは先ほどお伝えしたご自身の方向性によって決まります。
またそれぞれのライトを設置するためにはちょっとした工夫が必要なので、その一部をご紹介します。
【スポット型で使うもの】
スポット型を使用するには主に2つの方法があります。
①ライティングレール
②ライトスタンド(ライティングアーム)
ライティングレールは1本あれば複数のスポットライトを設置できますが、高さ調整をするには少し細工が必要です。
【具体的な例】
私の育成環境ではこのように突っ張り棒を2本設置し、ライティングレールを可動式にして高さ調整を行います。


ライティングレールはご自身の環境に合う長さを検討してみてください。
ライティングレールを使用するにはソケットが必要です。
突っ張り棒を使用する場合は取付寸法を必ず確認しましょう。
ライトスタンドは机のデスクライトのように自在に可動できます。
アガベの数が少ない時やライティングレールのスペース確保が難しい時に便利です。
※スポットライトをはめ込むだけなので「ソケット」は必要ありません。
挟む箇所があればクリップ式もおすすめです。
【パネル型で使うもの】
パネル型を使用するには「何かにぶら下げる」または「何かにに置く」ことが必要です。
手っ取り早い方法はスチールラックに置く方法です。


上記の記事でもご紹介していますが、私の使っているのはルミナスノアールというスチールラックです。
どのライトもコンセントタイマーがあると指定した時間にライトのON/OFFが可能です。
照度計
照度計とは光量を数値で表す機械です。
アガベに最適な光を測定することができ、ライトの適切な距離、強さを測定するのに使います。
温湿度計
アガベを成長させるための目安として必要です。
先ほどの照度計でも簡易的に温度を測ることが可能ですが、特におすすめはSwitch Botの温湿度計で性能が良く、数字が見やすいのでおすすめです。
またスマホと連動でき、一日の温湿度変化がグラフとして表示されますのでアガベの温湿度管理に最適です。
サーキュレーター
必要に応じて風を送るために使います。
扇風機よりも電気代が安く、遠くまで風を送れるサーキュレーターの方がおすすめです。
必ずご自身のお部屋の広さよりも大きい畳数を選びましょう。
バケツ
「一回の水やりはたっぷり」という事が基本です。
水道のシャワーでも問題ありませんが、バケツにどぶ付けという方法なら確実にたっぷりと水やりが可能です。
メモリ付きなので液肥や活量剤の希釈にも役立ちます。
【株数が少ない場合は3Lサイズ】
【株数が多い場合は5Lサイズ】
トレイ
「床を濡らしたくない」「ちょっとした作業をしたい」そんな時に非常に便利です。
室内屋外問わず持っていると重宝します。
屋外育成で使う設備(道具)
アガベオテロイを屋外育成する際に必要な設備(道具)を解説します。
雨よけ・遮光ネット
屋外では真夏の太陽光や豪雨を避けれる設備が必要です。
誰でも手軽に設置できる多肉マンションは、屋外育成をサポートしてくれます。
台風の時は簡単に持ち運びできますので、一時的に室内に避難させることも可能です。
ジョーロ
水や液肥をあげる際に使用します。
先ほどご紹介したバケツにどぶ付けでも可能です。
ホースリール
株数が多かったり、水道からの距離がある時はホースリールでの水やりが早いです。
ご自宅の状況に合わせてホースの長さを決めましょう。
害虫予防・殺
屋外管理では害虫被害によるリスクが高いため、殺虫剤は準備しておきましょう。
【用土に与えるタイプ】
【アガベに吹きかけるタイプ】
その他に必要なアイテム
ここでは室内・屋外の両方で使うアイテムをご紹介します。
手袋
植え替えの時に使用する手袋は表面が厚いゴム製をおすすめします。
普通の軍手やビニール手袋ではアガベの鋸歯が刺さり痛いです。
ハサミ
根の整理で古い根を切る時に使います。
ハサミに関しては切れ味がよければ園芸用に拘る必要はありません。
材質はチタンやステンレスがサビにくいのでおすすめです。
根かき棒・ピンセット
根の整理で固まった土をほぐしたり、ゴミを取り除いたりする時に使います。
正直、根かき棒は割りばしでも代用できますが、ピンセットと一緒に売っている便利な物もあります。
土入れ
植え替えの時に使います。
細いもの、太いものを2種類揃えとけば便利です。
肥料・活力剤
アガベの成長を促進させる効果がありますが、必ず適正量を与えるようにしましょう!
私が主に使っている肥料・活力剤をご紹介します。
【固形肥料】
【液体肥料】
【活力剤】
STEP 3 アガベオテロイの育て方
ここからは2通りのアガベオテロイの育て方をご紹介します。
クリックすると飛ぶよ
小さな株(子株)の育て方
大人の株(中株)の育て方
専門書籍では主に育成の基本としてこのように書かれています。
・強い光が必要
・水やりは用土が乾いてから
・風は直接当てる
これは目的によっては決して間違いではありません。
しかしこの育成方法を子株にやってしまうと大きくなるまでかなりの時間が掛かる、もしくは子株をダメにしてしまいます。
私が初心者の頃にこのやり方を子株にやってしまい、結果はこれです・・・

10カ月間ずーーっとこの状態!
その後、水やり回数を増やし光の強さを弱くするとこれです!

激的に回復しました!
小さな株(子株)の育成は別物と考えるべきです。

小さな株(子株)の育て方
園芸店でよく売られている株の一つが子株です。
写真のように大人の葉(鋸歯)が出ていない小さなアガベのことです。

大人の株に比べると安価なところがメリットですが中には希少性の高い高額な子株も存在します。
では子株を購入したらどうすればいいのでしょうか・・・
あくまで私なりの育て方ですが、育成カテゴリーを室内育成をメインとして優先順にご紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう!
鉢
結論からいうと子株を早く大人の株にしたいのであれば、まず「スリット鉢」という鉢と子株に適した用土を準備し植え替えをおすすめします。
理由は買った時に使われている鉢では成長が遅くなる可能性が高いからです。
後に詳しくご説明します。

え!?いきなり植え替え?大丈夫かな・・・

園芸をやる以上、植え替えは必ず通る道だからね
考え方としては光や水やりの前に「子株の住処を整えてあげる」ことが大切です!
まずはスリット鉢の意味を理解しましょう!
名の通り鉢底や側面に細いスリットが入っている鉢です。
(写真はプレステラ90深型)

通気性、排水性に優れており、このスリットや内部構造よって根っこのルーピング現象が抑えられアガベがスクスクと成長しやすいのです。
根っこはこのスリットからの光や酸素を感知して止まり、子株本体から新しい根を出して成長します。
子株本体から根を出さないということは成長が遅くなるという事です。
※ルーピングについては下記のブログに詳しく記載していますので参考にしていただけると幸いです。


子株を買った時の鉢じゃダメなの?

成長スピード重視ならあまりおすすめはしないかな・・
子株を買った時の鉢について見てみよう!
私の経験上、ほとんどの子株販売はセラアートという鉢を使っています。
※決してセラアートを否定する内容ではありません。

実はこのセラアートは販売者にとっては超最適な鉢ですが、「成長スピードを速めたい方」には根っこのルーピングが起きやすい鉢です。
早く大人の姿にしたい方にとっては、ご自宅に持ち帰るための簡易的な鉢と思ったほうがいいです。
※決して育たないという訳ではありません。
【販売者にとって最適な理由】
①鉢一つの値段が安い
②丸形で無駄なスペースを取らない
③成長をなるべく遅くできる
特に③については成長を遅くしないと子株の値段変化が起きてしまって販売管理が大変になるからです。
当然、子株が大きくなってしまうと小さい頃に設定した値段から上げなくてはなりません。
子株は安いものが多いから購入者がいるので成長をなるべく遅くするにはセラアートは最適なのです。
では遅くなる理由を写真で見てみましょう!

上記写真は購入してすぐにセラアートから抜いた子株です。
下に注目すると根っこが異常に集結しているのがわかります。
これが「根っこのルーピング」です。
こうなると根っこが光を感知するところを失いずっとグルグル徘徊して根詰まりを起こし、子株は新しい根を出そうとしません。
新しい根を出さないということは成長が遅くなるという事です。
私が子株に使っているスリット鉢はプレステラ90深型といわれるものです。(写真左)

子株の成長を速めたいのであれば絶対にプレステラがおすすめですので試してみてください。

用土(土)
初心者の方におすすめする用土はプロトリーフさんから販売されている「小鉢用 室内向け観葉・多肉の土」です。
【子株用土に求める条件】
①水持ちがよい用土
②排水性・通気性がよい用土
③軽い用土
プロトリーフさんの用土はこの条件が全て揃っています。

子株の根は大人の株に比べて細いです。
その細い根でも水を吸いやすく、突き進めやすいために細粒の用土が適しています。
私はこのプロトリーフさんの用土と独自で配合した用土の2種類を使い分けていますが、初心者の方は無理に独自で用土配合する必要はないと思います。
プロトリーフさんは用土配合のプロ集団です。
まずはプロが作った用土がどのような物でどう育つのかを知った上で、独自でより良い用土を求めて追及する事も近道だと感じます。

「自分の力(用土)だけで育てたい」それも園芸の性ですよね。


光の当て方(強さ)
結論をいうと子株には強い光を当てずに柔らかな弱い光(30000ルクス程度PPFD500程度)で十分です。
おすすめのライトはこちらですが、正直言って光の強弱さえ間違わなければどのメーカーのライトでも育ちます。
※中でもコスパやアフターサービス的におすすめがこの2つという事です。
【スポット型ライト】
【パネル型ライト】

それぞれのライトで必要なものはこちら
アガベオテロイは60000ルクス程度の光が必要と言われていますが、その光を子株に当てると成長を阻害します。
特に園芸店から購入して持ち帰った子株は自宅の環境に慣れさせる必要があり、徐々に柔らかな光に慣らしていきます。
この数値を測定するためにはSTEP2でご紹介した「照度計」が必要で、アガベの子株から育成ライトの距離(強さ)を調整します。
特にルクスよりもPPED値が大事なので詳しくは過去の記事を参考にしていただけると幸いです。


水やりのタイミング(方法)
子株の水やりは毎日もしくは2日/1回にバケツにどぶ漬けの方法でやっています。

「アガベは夜に水を吸うから水やりは夜がいい」なんて説がありますが、時間はご自身のタイミングで大丈夫です。
人によっては夜勤でがんばっている方もたくさんいます。
「夜に在宅してないから水やりできない」「アガベを育てられない」なんて事はありません!
また水が多いと徒長するとお聞きするかもしれませんが、子株の場合はとにかく大きくすることが目的なので徒長を気にせずガンガン水やりしてOKです。
アガベの葉がカッコいいフォルムと違い、伸びてしまう現象です。
写真は大人の株ですが、上部の締まった葉に比べて下の葉が横方向に伸びているのがわかります。
これが徒長でその葉は元の形には戻りません。

【株数が少ない場合は3Lサイズ】
【株数が多い場合は5Lサイズ】
温度管理
アガベが成長しやすい温度は20℃~30℃程度です。
しかし私の住む環境ではあまりシビアに考えて無く、自分自身が部屋に入った時に暑い寒いを感じたらエアコンを作動させています。
一つ注意している点は「真夏の昼」のアガベが置かれている場所の温度です。
ここで温度変化によるアガベの動きを見てみましょう!
【35℃以上(連日)】
成長を阻害する可能性がある
【20℃~30℃以上】
成長に適した温度
【5℃以下(連日)】
休眠に入る場合がある
育成には植物育成LEDライトが必須というお話をしました。
そのライトからは熱が帯びており、アガベの付近は温度が違います。
室温が15℃でもアガベの付近は20℃あるかも
室温が35℃でもアガベの付近は40℃あるかも
その場合はサーキュレーターで熱を飛ばす、又はエアコンを作動させることをやっています。
まず温度に関してはご自身の環境が一年を通してどう温度変化があるのかを知ってみましょう。
Switch Botの温湿度計は温度変化が記録されていますのでスマホで見ることが可能です。
自宅の環境は人それぞれで、2003年の建築基準法の改正でそれ以降に建てられた住宅は24時間換気システムが義務付けられています。(全ての住宅ではないかも・・・)
住宅メーカーによっては断熱性や気密性の高い住宅があったり、部屋の位置によっても温度に違いがあります。
一概にもここで「生育に適した20℃を下回ったからエアコンを付けましょう」なんてことは言えません。
それぞれの環境に合わせてエアコンやサーキュレーターで試行錯誤するとしかお伝えできないことをご了承ください。
風の送り方
風は直接当てる必要はなく、サーキュレーターで部屋の空気を循環します。
おすすめは世界で初めてサーキュレーターを誕生させた「ボルネード」製です。
ここで風が必要といわれる意味を見ていきましょう。
①葉の付近に溜まったガスを飛ばし、新しい空気を送る
②風による刺激を与え、引き締まった形にする
③植物育成LEDライトによる熱を飛ばす
④用土を乾きやすくし、根腐れ予防する
この中から子株に直接影響する項目は③です。
室温変化に応じて植物育成LEDライトによる熱をサーキュレーターで逃がす場合もあります。
①に関してアガベだけではありませんが、植物にとって必要な風は「人が歩いた時に起こる風速程度」と言われています。
例えば温度が適温である中で、株数が少ない、鉢が密集していない環境であれば人の出入りや歩いた時に起こる風で十分なのです。
子株の場合は②のような引き締める必要もなく、④の用土を乾きやすくする必要もありません。
※下記参考ブログでは過去に使っていたサーキュレーターを載せていますが、使用方法は同じです。

活力剤・固形肥料
子株の用土には固形肥料(マグァンプK)を混ぜ込み、3週間に1回活力剤を与えています。
子株のころは液肥を与えていません。
【固形肥料】
固形肥料(マグァンプK)は用土の中に適量混ぜ込んでいます。
【活力剤】※活力剤は肥料(液肥)ではありません。
活力剤は名の通り「活動能力を上げる」ために使います。
活力剤を与えた後は、よく効かせたいので2日は水やりを控えています。
活力剤を与えないと育たないというわけではありませんが、根の成長を少しでも早めるために使用しています。
肥料(液肥)⇒プロテイン
活力剤⇒リポビタンD・オロナミンC
「ファイトー!イッパーーツ」
そんな感じですww
大人株の育て方
ここでは大人の株(中株、大株)の基本的な育て方についてお話します。
子株にやっていた甘めの育成方法とは違い、大人の株は少し厳しめの育成を行います。
水やり頻度が少な目
光を強く
品種や個体差によっても異なりますが、基本的な育成方法をカテゴリー別で見ていきましょう!

どこからが大人の株なの?中株、大株って?

大人の株の基準を考えてみよう!
目安としては鋸歯やトゲが大人の姿になっているかで判断しますが、初心者の内はその大人の姿が何かがわからないと思います。
参考になるのは対象となる株姿を専門書籍やインスタなどでネームド株の写真を見ることです。
下記の専門書籍にはネームド株の大人姿が沢山記載しています。
例えば下記写真の白鯨を見てください。
左の子株が大人の株になると右のようになり、明らかに葉や鋸歯が違うことがわかります。


またサイズでいう中株、大株は人それぞれの判断基準なので明確な決まりはありません。
鉢
鉢を選ぶ時の考え方は、「成長重視」か「鑑賞重視」の2つがあります。
子株育成でもお話したプレステラのようなスリットが入っている鉢です。
(写真はプレステラ90深型)

このスリットや内部構造よって根っこは光や酸素を感知して止まり、子株本体から新しい根を出して成長します。
これによりルーピング現象が極力抑えられるということです。
※ルーピングについては下記のブログに詳しく記載していますので参考にしていただけると幸いです。

ゆっくりと成長または成長停滞させて鑑賞価値を上げる鉢です。
下記の専門書籍は色んな陶芸作家の鉢が記載しており、素晴らしい作品だらけです。
陶器でできた鉢が主流ですが、ここ数年は3Dプリンターで作られた樹脂製の鉢もあります。
また希少価値も様々で、中には抽選販売で当選しないと買えない鉢も存在します。
【余談】
私の場合はまだ無名な陶芸作家さんの作り出す鉢も魅力を感じ、自分自身で探し出すのも楽しみです。
アガベとの組み合わせ次第では「鉢やアガベがもっとよく化ける」感覚もあり、自分だけの世界観がつくれます。
このような陶器鉢の多くは、通気性や排水性はスリット鉢には劣るのでガンガン育成させたい時はスリット鉢をおすすめします。
用土(土)
初心者の方におすすめする用土はプロトリーフさんから販売されている「室内向け観葉・多肉の土 硬質タイプ」です。
私の場合は、プレステラ105深型サイズからはこの用土と独自で配合した用土を使用しています。
園芸を始めて6年が経ちますが未だに試行錯誤を繰り返しており、より良い用土を作っていくのも園芸のおもしろさです。
人それぞれ住んでいる環境が違いますので決して正解は1つではなく、アガベの成長が良く自分に合った用土配合を見つけてみましょう!
光の当て方(強さ)
結論からいうと、私の環境では50000ルクス以上PPFD700程度でスタートし、株の状態を見ながら調整しています。
おすすめのライトはこちらです。
【スポット型】
【パネル型】

それぞれのライトで必要なものはこちら
アガベオテロイに必要な光は約60000ルクスと言われていますが、これは使用するライトによっても変わります。
基本となる考えはルクスよりもPPFD値で育成ライトの強弱調整が必要です。

先ほどの「株の状態を見ながら調整」というのは、葉に赤みが出た場合です。
強い光を当て続けると育成方法によってはストレスカラーという葉に赤みを帯びる現象が表れます。(写真中央部分)

これはアガベが必要とする光の限界を超えたことを意味し、赤みが広い範囲の場合は成長が鈍ります。
ライトの高さや調光機能で強弱を行うか、ストレスカラーが出た株だけに遮光ネットを置きます。
写真はパネル型ライトの調光機能ダイヤルで、強弱の調整が簡単にできます。

遮光の場合は園芸用の鉢底ネットを使用します。
これだけでも光を弱め、ストレスカラーが治まります。

水やりのタイミング(方法)
水やりは用土が完全に乾いてからあげる事を基本とし、あとは株の状態を見ながら頻度を変更します。
よく1週間/1回とか10日/1回と聞かれると思いますが、あまり決めつけないほうがいいです。
一番わかりやすいのは「重さ」です。
全く水やりをしていない時の重さを手で覚えるか、キッチンスケールを使って重量を量ります。
その後、たっぷり水やりを行った時の重さを把握します。
詳しくは過去に検証した記事を書いていますので、参考にしていただければ幸いです。

1回の水やり量はたっぷりと用土全体に染み渡るくらいにあげます。
よく園芸YouTubeで「鉢のそこから水が出るくらい」という表現がされています。
決して間違いではありませんが、水はけの良い土であるならばすぐに鉢のそこから水が出て用土全体には水が染みわたってない場合があります。
子株でも大人の株でも確実性を求めるのであれば、やはりバケツにどぶ付けが初心者の方もやりやすいです。

【株数が少ない場合は3Lサイズ】
【株数が多い場合は5Lサイズ】
温度管理
子株の記事と重複しますが私の住む環境ではあまりシビアに考えて無く、自分自身が部屋に入った時に暑い寒いを感じたらエアコンを作動させています。
大人の株になると寒暖差にも強くなり、極度な暑さ(40℃前後)にならない限りダメになるようなことはありません。
【35℃以上(連日)】
成長を阻害する可能性がある
【20℃~30℃以上】
成長に適した温度
【5℃以下(連日)】
休眠に入る場合がある
まずはご自身のお部屋が1年を通じてどのように温度変化するのかを知り、成長に適した温度にしたいのであればエアコンやサーキュレーターを可動させるのもおすすめです。
Switch Botの温湿度計は温度変化が記録されていますのでスマホで見ることが可能です。
風の送り方
結論をいうと、ご自身の環境や目的に応じて必要ならサーキュレーターで風を送ります。
おすすめは世界で初めてサーキュレーターを誕生させた「ボルネード」製です。
①葉の付近に溜まったガスを飛ばし、新しい空気を送る
②風による刺激を与え、引き締まった形にする
③植物育成LEDライトによる熱を飛ばす
④用土を乾きやすくし、根腐れ予防する
植物にとって必要な風は「人が歩いた時に起こる風速程度」と言われています。
例えば・・・・
株数が少なく、部屋の出入りが頻繁にある
アガベを締めてボール状に仕立てたい場合
植物育成LEDライトの熱を飛ばしたい場合
エアコンの冷暖房を効率よく部屋に拡散させたい場合
過去のブログ(下記)では子株を対象とした記事ですが、風を送るためのサーキュレーターの設置場所について書いています。
大人株も基本的には一緒です。
よかったら参考にしていただければと思います。

肥料(液体肥料・固形肥料)
私の場合は色々試してみたい気持ちがあり、下記のようにやっています。
固形肥料
マグァンプK 中粒
【使用状況】
育成している全ての用土に適量配合
【頻度】
年1回の植え替え時、用土に混ぜ込む
液体肥料 ハイポネックス原液 微粉ハイポネックス Top Quality(開花促進) 【使用状況】 株によって異なる (例) 液体肥料を全く与えず水のみ 水とハイポネックス原液のみ 水とTop Qualityのみ 【頻度】 液体肥料は2週間に1回(株の状態で頻度を変更) 水1リッターに対し液肥0.5mmを薄めて与える
液体肥料の使用頻度で「株によって異なる」理由としては、液体肥料の有無で起こる変化を楽しみたいからです。
アガベに何かを与えるということなら水だけでも十分に育ちます。
また1年間持続するマグァンプKを用土に混ぜ込んでいますので、肥料による最低限の効果はアガベが感じています。
チッ素(N)・・・葉や茎が大きく育つ
リン酸(P)・・・生育が活発になる
カリ (K)・・・根が促進される
マグネシウム(Mg)・・・光合成に必要な葉緑体を作る
↑マグァンプKに配合
それぞれの成分比率は肥料によって異なり、与えることによってアガベに何らかの変化は生まれます。(葉の色・大きさ・成長スピードなど)
特にハイポネックスジャパンさんから販売されている「Top Quality」シリーズの開花促進verはチッ素が全く入っていません。
このようにハイポネックス原液(チッ素配合)との違いでアガベがどう変わるのかも楽しみの一つです。
※過剰に与えない限りアガベがダメになるようなことはありません。
まとめ
冒頭でもお伝えしましたが、アガベオテロイは多肉植物の中でも強い部類です。
基本の育成方法で十分に育ちますが、自分で試行錯誤する「応用」に育成の楽しさがあり、慣れてくると「こんな形にしたい」「もっと早く育たせたい」など欲が出てきます。
私はこれを「植欲」と勝手に決めています ww
今回、ご紹介した内容を一気にやろうとする事は難しいので、何か困ったことがあればこの記事を見て頂けると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。